2015/05/24 (Sun) 想像した事もない味

高校生の時、バイトしていた酒屋の店主は悩み多き高校生だった私にこんな話をしてくれました。

大人になるとテレビや映画、本以外での感動や衝撃が少なくなるんだよと。
だから日々の実生活の中で湧き出る涙や感じる衝撃をとても羨ましく思うし、若いからこそ悩んだり感動したり出来るのだと。
この言葉を思い出して何度救われた事か。あれから20年以上経って、確かにそうだなと思う。



今月のパン教室。
私は衝撃を受けてしまいました。ピチピチギャル（すでに死語）だった頃はこんな衝撃の連続だった気がする。


作ったパンはイングリッシュマフィン。
衝撃的だったのはイングリッシュマフィンを使ったエッグベネディクトという料理。オランデーズソースもエッグベネディクトもみんなは知っていたけど、私は初めて聞いた単語でした。
なんじゃそれ？状態。

イングリッシュマフィンにベーコンとオニオンスライス、ポーチドエッグ、オランデーズソースを乗せた料理。


ポーチドエッグも生まれて初めて作りました。玉子好きにはたまらんですね。
感動の味でした。正確に言うとオランデーズソース味に感動しました。レモンの風味がするクリーミーなソース。
いい意味で、私にとっては想像もした事ない味でした。
発祥地はアメリカだそうで。アメリカにこんなに美味しいものかあったのかー‼‼‼



ビックリするような材料なんてひとつも使ってないのに美味しい。
感動したので、食品加工部関東支部の工事長に報告しました。オランデーズソースはアスパラにつけても美味しいんだって。想像するだけで間違いなく美味しい組み合わせですね。


カスタードクリームとオランデーズソースを開発した職人さんはノーベル賞ものだと思う…。
とアホな事を思いながら今日は自力でエッグベネディクトを作ってみました。旦那さんの予想を大きく裏切って、美味しくできました♪


まだまだ色んな感動が待っていますように。